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子どもに社会に関心を持ってもらうために朝日小学生新聞を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも「実際に低学年の子どもが朝日小学生新聞を読めるのか?」口コミが気になりますよね。
この記事では、筆者の小学2年生の娘が実際に朝日小学生新聞を1か月購読してみた口コミ体験談をまとめました。

1か月で娘に起きた変化やメリット、デメリットを正直にレビューしますので、購読を迷っている方はぜひ参考にしてください。
- 朝日小学生新聞を購読するか迷っている人
- 朝日小学生新聞のリアルな口コミが知りたい人
朝日小学生新聞を購読したきっかけ

娘も小学2年生になり、少しずつ勉強が本格的になってきて、「そろそろ社会のことに関心を持てるようになってきたのでは?」と感じていました。
社会に関心を持つと、きっと今やっている勉強や自分の生活とのつながりについて意識するようになり、楽しく勉強できるようになるのではないかと考えたのです。
小学生が自分から勉強するようになるために親がどう関わるかについてはこちらの記事でも解説してますので参考にしてください。
とは言っても筆者も旦那も新聞を購読する習慣がなかったので、子どもに読ませることができるのか不安がありました。
でも娘に「子どものための新聞があるんだけど一緒に読んでみない?」と聞いてみたところ、「読んでみたい」という答えが返ってきたので、挑戦することにしたのです。
朝日小学生新聞を読んだ1か月で娘に起きた変化

我が家の場合は、小学2年生でも1人で読めました。
すべての漢字にふりがながついているので、子どもだけで読むことは可能です。
でも政治や国際問題などの難しい内容の記事を理解するのはまだ厳しそうでした。
ただ以前より社会に関心を持つようになったなと感じるようになりました。
たとえば今年は戦後80年ということで戦争に関する記事がいくつか載っていたので、「日本も80年前は人と人が殺し合う戦争をしていたんだよ」「この時代は今当たり前にある食べ物や安心して暮らせる日常もなかったんだよ」と娘に説明をしました。

娘は「なんで関係のない人まで国のケンカに巻き込まれないといけないの」と憤っている様子でした。
なぜ戦争が起きるのか、そして未だに世界には戦争をしている国があることの理由などを説明するのはなかなか難しかったです。
それでも今は戦争というひどいことが過去に起きた、という事実とこれからも平和で暮らせるようにできることを考えさせるきっかけができればいいかなと考えています。
そのきっかけの一つとして、今年の夏は家族でアニメ映画「火垂るの墓」を一緒に観ました。

小学2年生にはまだ難しいから最後まで見れないかと思っていましたが、新聞で戦争について知っていたためか最後まで集中して観ていました!
見終わった後は、「何で戦争なんかがあるんだ!」と怒っていて、娘のなかで「今の平和な生活が当たり前じゃない時代があった」ことを知るいい機会になったようです。
今後は広島の原爆ドームなどに行ってみようかと考えています。
また、以前よりニュース番組に興味を示すようになり、「なんで地球が温暖化しているの?」「何で子どもの数が減ってお年寄りの数が増えているの?」と質問してくることも増えました。
筆者は普段あまり新聞を購読しておらず、最近はニュース番組すら見ていたなかったので、子どもに質問されてもうまく説明できませんでした。

小学生新聞を活用して親自身も勉強しないとな、と痛感しています。
朝日小学生新聞を1か月続けて感じたメリット

朝日小学生新聞を1か月続けて感じたメリットは以下の3つです。
- 長い文章を読むことに抵抗がなくなった
- 社会に関心を持てるようになった
- 漢字や新しい言葉を覚えられる
1つずつ見ていきましょう。
長い文章を読むことに抵抗がなくなった
基本的には一緒に新聞を読んでいましたが、筆者が忙しいときは娘が一人で読むこともありました。
細かい言葉の意味までは理解していないかもしれませんが、8ページある朝日小学生新聞を一人で読むことができたことは大きな成長です。

最初は「こんなに長い文読めない~」と言っていたのに、長い文章を読むことへの抵抗がなくなったみたいです。
現在、娘はハリーポッターの本を読むことに挑戦中です。
勉強面でも読書の幅を広げる面でも長い文章を読めるのは大きなメリットですよね。
社会に関心を持てるようになった
娘が特に関心を持ったのは戦争のこと、政治や経済の分野で男女平等が遅れていること、闇バイトなどについてです。

娘は正義感が強いところがあるので、戦争で何も悪いことをしていない人が犠牲になったり、女性の立場がまだまだ弱かったり、闇バイトと知らずに犯罪に巻き込まれる人がいるということに憤りを感じているようでした。

「許せない!なんでそんなひどいことをするんだ!」「私がリーダーになって日本を変えてやる!」と意気込んでいました。笑
小学生の子どもに自分で考える力をつけさせるために新聞を活用して自分の意見を伝える経験をさせることは有効です。
こちらの記事でも自分で考える力をつけるために親ができることを解説していますので、参考にしてください。
漢字や新しい言葉を覚えられる

朝日小学生新聞には漢字を紹介するコーナーもあります。
娘は漢字が好きなので、まだ習っていない漢字でも積極的に覚えようとしていました。
また、「SDGs」や「ジェンダー」などの難しい言葉も新聞を読みながら理解できるようになり、成長を感じられました。

「SDGs」って知ってるよ!すごいでしょ!とドヤ顔で言ってきます。
朝日小学生新聞を1か月続けて感じたデメリット

次に朝日小学生新聞を1か月続けて感じたデメリットは以下の3つです。
- 毎日届くのが負担になる
- 低学年にはまだ内容が難しい記事がある
- 親が一緒に読んだり難しい言葉の説明をする必要がある
毎日届くのが負担になる
朝日小学生新聞は毎日届くので、だんだん「やらなければならないもの」という義務感で読んでいた日もありました。
もちろん毎日届くからこそ新聞を読む習慣をつけるのに最適なのですが、まだまだ親の援助も必要な低学年だと親にとっても負担が大きいです。

1日10分くらいでサクッと読めたら続けられそうなのですが、娘は質問してきたり自分の意見を言ったりするので30分くらいかかっていました。
学校から帰宅して友達と遊んだり、宿題をやったり、チャレンジタッチをやるともう夕飯の時間になってしまい、時間が足りないこともよくあります。

集中してサッと終わる子ならいいんですけどね。宿題を丁寧にやったりお喋りしながら学校の準備してるとなかなか終わらないんですよね、、、
我が家の場合は親子ともに少し負担になってしまいましたが、ご家庭によって新聞を読む余裕がありそうであれば、継続することは十分可能です。
まずお試し読みをしてみるのがおすすめですよ。

低学年にはまだ内容が難しい記事がある

「G7サミット」「EU」などの国際情勢についての記事を娘にわかるように説明するのは難しかったです。
筆者自身もよくわかっていないことを子どもにもわかるように話すのはかなり厳しいと感じました。

自分の力不足を痛感させられます。
親も勉強が必須ですが、子どもが4年生くらいになればもう少し知識もついて理解しやすくなるのではないでしょうか。
親が積極的にはたらきかける必要がある
いきなり子どもに「新聞を読みなさい」と言ってもまず読みませんよね。
とくに低学年だと長い文章を読むことにも慣れていないので、親のほうから「ちょっと面白そうな漫画もあるから一緒に読んでみよう」と声をかけていく必要があります。
親も一緒に新しい知識や発見を楽しむようにすると、子どもも関心を持ちやすいです。

忙しい方には毎日子どもと新聞を読むのはツライかもしれません、、、
まとめ

朝日小学生新聞は低学年の子どもでも十分読むことができます。
読解力や語彙力などの学習面だけでなく、社会に関心を持つことで子どもの視野を広げて、自分の意見を人に伝える力も育てることができます。
ただ、特に低学年だとまだ親が一緒に新聞を読んだり難しい言葉の説明をしたり、はたらきかけていく必要があるので、多少負担になります。
本当に続けられそうか見極めるためにも、まずはお試し購読から始めてみてはいかがでしょうか。

知らないことを知ることができた!という体験は大人でもワクワクします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
