「キッザニアって聞いたことはあるけど、初めてでも楽しめる?」
「実際に行った人の感想が知りたい」
子どもがお仕事を体験できるテーマパークだとは知っているけど、本当に楽しめるのか不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、初めてキッザニアに行った私が親目線で感じたことや子どもの様子などを写真つきでリアルにご紹介します。

これから行こうかと考えている方の参考になれば嬉しいです。
- キッザニアに初めて行って楽しめるか知りたい方
- 子どもの様子や親のリアルな感想を知りたい方
初めてのキッザニアは楽しめる?
キッザニアは初めてでも楽しめます!
細かい攻略法などを考えるのは苦手なので、最低限のことを準備して行きましたが、5つのアクティビティを体験できて充実した時間を過ごせました。
- 公式アプリをダウンロードしておく
- 子どもがやりたい仕事を5個くらい決めておく
ちなみにキッザニアには東京、甲子園、福岡の3拠点あり、我が家はららぽーと豊洲にあるキッザニア東京に夏休みの平日第2部に行きました。
優先入場のブロンズでチケットを購入しています。
ブロンズは通常料金にプラス500円でダイヤモンドの次に優先入場できる仕組みで、当日の受付順でなはく予約順で入場できます。
詳しくは公式ホームページをご確認ください。
第2部は16時から始まりますが、我が家が到着したのは15時頃です。

ブロンズチケットだったからか15時に行っても16時前には入場できて問題なくアクティビティを体験できました。
7歳の娘が初めてのキッザニアで体験した5つのアクティビティ
7歳の娘が初めてのキッザニアで体験したのは以下の5つのアクティビティです。

ガードマンはやる予定ではなかったのですが、空いた時間にたまたますぐ近くにあったので体験してみました。
それ以外の4つは娘がやりたいと候補にあげていたもので、すべて体験することができました。
1つずつ見ていきましょう。
パティシエ体験:不安から自信へ
娘が一番やりたがっていたアクティビティがパティシエです。
一番最初ということもあり、こちらが笑ってしまうほど不安そうな表情をしていました。



ユニフォームが可愛いですよね!
しかし、体験が始まると真剣な顔でスタッフさんの説明をよく聞き、クレープのような形のクッキーを一生懸命作っていました。

クッキー生地をヘラのようなもので伸ばし、機械で簡単にクレープのような形にできるようです。

キッザニアの対象年齢は3歳からなので、3歳にもできるようにわかりやすく丁寧に教えてくれますよ!
1人2個作ってオーブンで焼いたら、好きなトッピングを選びます。
1個は試食用、もう1個はプレゼント用として持ち帰り、誇らしげに「これはママにあげる」と渡してくれました。
その笑顔を見て、初めての挑戦を乗り越えた自信が伝わってきました。



お仕事中、親は同じ部屋には入れず、ガラス越しに様子を見ているので話し声は聞こえないので体験が終わってから娘にどうだったか聞いてみました。
「可愛いクッキーが作れて楽しかった」と満足そう。
また、スタッフさんから「食べてくれる人が美味しいって言ってくれるのを想像して作ってください」とアドバイスもされたそうです。

お仕事をするときは誰かを幸せにすることを考えるという大切なことを教えてくれます。
ヘア&メイクアップアーティスト体験:一気にお姉さんの雰囲気に
次に体験したのは、ヘア&メイクアップアーティストのヘアスタイリング体験です。
おしゃれが大好きな娘は、マネキンの髪を可愛くアレンジできて満足そうでした。

ユニフォーム姿は一気にお姉さんのような雰囲気で、ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、あっという間に成長したなあと感慨深かったです。
オシャレが好きな子が集まっているからか、みんなスタイリングが上手で「さすがだな」と感心させられました。


集中して作業する姿を見ながら、普段とは違う一面が見られて親としても嬉しかったですね。
フラワーアレンジメント体験:自分だけの作品づくり
お花と工作が好きな娘は、花屋さんのフラワーアレンジメントも楽しんでいました。
自分の好きな色を選び、パフェ型の花飾りを作ります。

出来上がった作品を見て満足したようで「家に飾るね!」と笑顔でした。
思った以上に可愛く仕上がり、帰宅後も棚に飾って楽しんでいます。

ガードマン体験:リーダー役に挑戦!
ガードマンは予定していなかったのですが、空き時間に近くにあったので挑戦!
敬礼や警棒の扱い方、掛け声の訓練にキッゾ(キッザニア専用通貨)を空港まで警備輸送するなど盛りだくさんで楽しそうでした。
たまたまグループのリーダーに選ばれ、マイクでアナウンスをする役を務めることに。

少し声は小さめでしたが、なんとかやり遂げていました。笑


緊張しつつも、最後までやり遂げたことで自信をつけたようです。
今まで体験したものと雰囲気がガラッと変わって見ている親も新鮮な気持ちでした。
看護師体験:やさしさと責任感を学ぶ
最後は看護師の体験です。
実際に3キロもある赤ちゃん人形を使って沐浴をします。
丁寧にお湯をかけ、体を拭き、オムツを替える一連の作業に真剣な表情でした。


一人っ子なので「弟や妹がいたらこんなふうにお世話してくれるのかな」と、親としても感慨深い体験でした。
娘は「赤ちゃんがかなり重くてお風呂に入れるの大変だった」と言っています。

本当に3キロある人形を使っているのも大変さを実感させるポイントなのかなと感じました。
単なるお仕事ごっこではなく、赤ちゃんのお世話をする責任感や優しさも学べる体験です。
初めて行ってわかった!キッザニアの良かった点、大変だった点
初めて行ってわかったキッザニアの良かった点、大変だった点をご紹介します。
これから行く方は参考にしてください。
良かった点
キッザニアの良かった点は、以下の3つです。
- 子どもの制服姿や真剣な表情に成長を感じる
- 子どもが楽しみながらお仕事の大変さとお金の大切さを学べる
- スタッフさんが優しく、初めてでも安心
1つずつ見ていきましょう。
子どもの制服姿や真剣な表情に成長を感じる
何と言っても子どもが色々なお仕事の制服を着て真剣にお仕事をしている姿を見られることが親にとってのキッザニアの醍醐味ですよね。
キッザニアには保護者ラウンジという保護者用の休憩スペースがあるのですが、子どもの写真や動画を撮ったりするのに忙しくて利用できる余裕がありませんでした。

一緒に行った旦那は娘の写真を撮りたいから次回以降もラウンジは使わなくていいと言っています。笑
子どもが楽しみながらお仕事の大変さとお金の大切さを学べる
ただ楽しいだけでなく、100種類もあるお仕事の大変さや責任感について子どもにもわかるように教えてくれる体験は貴重です。
子ども用の本格的な口座を開設することもできて、お金を大切に管理することも学べます。


キッザニアにはお金をもらえるアクティビティとお金を払うアクティビティ(ソフトクリーム屋のお客など)があるので、お金を稼いだり使ったりする経験ができます。
娘は稼いだお金で買い物ができるデパートに行きましたが、欲しいものを買うにはお金が足りなかったようで、「お金がなければ欲しいものも買えないんだ」という厳しい現実とお金の大切さを知る機会にもなりました。

ふだんは「あれ欲しい、これ欲しい!」と言えば比較的手に入っていたので、(特にジイジ、バアバとお出かけするとき笑)いい経験になったと思います。
スタッフさんが優しく、初めてでも安心
ほとんどのアクティビティはガラス越しに見ているので話し声などは聞こえないのですが、スタッフさんは手際良くも丁寧に対応してくれている印象でした。
3歳から15歳の幅広い年齢の子どもを相手にしているからか、子どもの扱いに慣れていて、初めての子にも優しく接してくれるので、安心して体験ができますよ。
大変だった点
キッザニアの大変だった点は以下の2つです。
- 親が時間の管理をするのは必須
- 親は写真撮影などで立ちっぱなしでけっこう疲れる
親が時間の管理をするのは必須
まだ子どもが小さいうちは時間の管理まではできないので、次の予約のアクティビティまでの時間の管理は親の役目です。
今回は比較的スムーズに娘が希望するアクティビティを体験することができました。
ですが次回以降、ピザ作りやお菓子工場などの超人気アクティビティをやりたいと娘が言ったら予約の時間との兼ね合いなどはしっかり管理しなければなりません。
キッザニアにいる間は常に頭をフル稼働する必要があります。
親は写真撮影などで立ちっぱなしでけっこう疲れる
それぞれのアクティビティ場所の前に子どもが待機する用のベンチはあるのですが、あまり大人が座れる場所は少なかったように感じました。
保護者ラウンジもありますが、実際は子どもの写真撮影や観察で精一杯で、次のアクティビティまで余裕がないこともあるので、食事のとき以外は立ちっぱなしになりがちです。

特にHSPさんには情報量も多くてめちゃくちゃ疲れるので次の日は予定を入れないことをおススメします。
まとめ 初めてのキッザニアはお仕事の大変さとお金の大切さを学べる貴重な体験

初めてのキッザニアは、娘にとってお仕事の大変さとお金の大切さを学べる貴重な1日になりました。
親にとっても娘が制服を着て真剣にお仕事をする成長した姿を見て、感慨深かったです。
体験中は立ちっぱなしで疲れるし、時間管理が必須で頭も疲れますが、それ以上に娘にとってためになる体験ができるので充実感があります。
様々なお仕事を体験することで、視野を広げて「お仕事って大変だけどやりがいもあるんだな」と前向きに社会と向き合ってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。