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HSPママにとって子育ては本当に悩みが尽きませんよね。
「毎日子どもと一緒にいるだけなのに疲れる」
「子どもの発達のこと、周囲の人から言われた言葉、いろんなことが気になって不安でしかたない」
そんなHSPママにおすすめしたい本が、『繊細過ぎるHSPのための子育てお悩み相談室』です。
この記事では、HSP当事者の筆者が『繊細過ぎるHSPのための子育てお悩み相談室』を読んで得られた効果や共感したポイントをご紹介します。
- HSPで子育ての悩みを少しでも軽くしたい人
- HSPとは何かわかりやすい本を知りたい人
- イラストもあって読みやすいHSPの本を探している人

ぜひ最後までご覧ください。
HSPママはなぜ子育てがつらく感じやすいのか

HSP(Highly Sensitive Person)とは、人よりも刺激や感情を敏感に受け取りやすい気質を持つ人のことです。
この繊細さは素晴らしい才能でもありますが、子育てという日々感情の波に触れる環境では、疲れやすさや自己否定につながることもあります。
- 子どもの泣き声に強く反応してしまう
- 周りのママの何気ない一言をずっと気にしてしまう
- 「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰める
HSPの詳しい性質については、こちらの記事で詳しく解説しています。
毎日、悩みを抱えながら頑張っているママに、そっと寄り添ってくれるのが『繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室』です。
HSPにおすすめの本の基本情報
- 書籍名:繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室
- 監修者:飯村周平
- まんが、イラスト:おがたちえ
- 出版社:マイナビ出版
- 発行日:2022年4月20日
心理学の専門家である飯村周平さんが監修し、HSCを育てるHSPママである漫画家おがたちえさんのイラストと共にHSPについてわかりやすく解説している本です。
HSPにおすすめの本の特徴
HSPにおすすめの本の特徴は以下の3つです。
- 前半は心理学の観点からHSPについてわかりやすく解説
環境感受性や認知のゆがみについて初めての人にもわかるように解説されています。 - 後半はお悩みケースごとにポジティブな点、改善点を詳しく解説
お悩みケースは43例も載っていて参考になります。 - おがたちえさんのイラストがたくさんあってあたたかい雰囲気
文字ばかりでないので読みやすいです。またHSP当事者のエピソード漫画もあって共感できます。

HSPについてわかりやすく読みやすい本を探している人にピッタリです。
HSPにおすすめの本を読んで得られる3つの効果
HSPにおすすめの本を読んでHSP当事者の筆者が得られた効果は以下の3つです。
- 自己肯定感が高まる
「私が悪いからうまくいかない」と思い込む癖が和らぐ。 - 思考のクセに気づける
認知のゆがみを知ることで、感情に飲み込まれにくくなる。 - 心が軽くなる
イラストのやさしい描写と解説で、安心感が広がる。

筆者は特に認知のゆがみを知ったことで、自分の考え方がいかに偏っていたのか気づくことができました。
HSPにおすすめの本を読んで共感したポイント

HSPにおすすめの本を読んで共感したポイントは以下の3つです。
- 肯定文で気分も明るく
- 情報に振り回されず目の前の子どもを見て判断
- 子育てを頑張る自分に労いの言葉をかけてあげる
1つずつ解説します。
肯定文で気分も明るく
「○○しないと、××しない」という表現は、言われたほうは責められていると受け取りかねません。
引用『繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室』p87
つい二重否定で子どもに注意しがちですが、「宿題やったら遊べるよ!」など肯定文のほうが子どもにとっても受け止めやすいですよね。
筆者もつい「宿題やらなければテレビ見せないからね」と言いがちで、子どもはあまり言うことを聞いていませんでした。
しかし肯定文を意識して使うようになってからは、子どもが自分で納得して自ら行動できるようになったと感じます。

子どもだけでなく大人にも使える方法ですよね!
情報に振り回されず目の前の子どもを見て判断
いつだって大事なのは、目の前の子どもを見ながら判断すること。たとえうまくいかなかったとしても、次にうまくいくタイミングを子どもと探すこと。
引用『繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室』p91
特に初めての子育てでは離乳食のことやトイレトレーニング、イヤイヤ期などわからないことだらけですよね。
そんなときにSNSやネットですぐに調べられるのはとても助かります。

筆者もわからないことがあると、ママ向け情報サイトのママリで同じような悩みを持つ人を探して、参考にしていました。
「悩んでいるのは自分だけではない」と心が軽くなったり良い面もありますが、HSPさんは不安になりやすいので情報に振り回されたり、人と比べて自信を無くすこともあります。
筆者はトイレトレーニングがうまくいかずに悩んでいたときに、「1歳でオムツ卒業できました」などの投稿を見ると「なんでウチの子はうまくいかないんだろう」と人と比べてしまうことがありました。
幼稚園に入園するまでにオムツ卒業させたいのにうまくいかずに、イライラを子どもにぶつけてしまっていました。
結局、入園には間に合わず、1か月ほど毎日のようにお漏らしした服を持って帰ったり、バス停から自宅までの道中に漏らしたり、自宅の床で漏らしたり大変でした。
しかし2、3か月も経つと周りの友達がトイレに行く姿を見て自然とトイレに行くようになりました。

今思えば、入園までにオムツ卒業を間に合わせたいってただの大人の都合ですよね。
子どもは子どものタイミングで、ちゃんと成長していくのだから、ネットの情報に振り回されず、目の前の子どもをしっかり見て判断すればいいのだと感じました。
トイレトレーニングについてはこちらの記事でもご紹介しています。
子育てを頑張る自分に労いの言葉をかけてあげる
子どものワガママに耐え、他人からの罵倒に耐え、本当にがんばっています。あなたは悪くありません。子どもが大きくなると、守ってくれる存在になるはずです。
引用『繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室』p97
イヤイヤ期の子どもに仏の心で対応しているけど、外出するとワガママ放題の子どもを見て「しつけがなってない!」と罵倒される、、、というお悩みケースに対しての励ましの言葉です。

この言葉を読んでとても救われた気持ちになりました。
筆者は他人から罵倒されることはありませんでしたが、子どものイヤイヤ期はけっこう大変だったので、いつ怒られるだろうかとビクビクしていました。
イヤイヤ期についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
そして今まさに、筆者の子どもは「ママ大好き」「ママを助けたい」と言葉にしてくれたり、手紙を書いてくれる、優しい子に育ちました。
「なんでこんなに大変なんだろう」と先の見えない子育ての日々にしんどくなることも多かったですが、子どもにちゃんと気持ちが届いていたのだと思うと救われた気持ちになりました。

現在、イヤイヤ期で大変な思いをしている方にも、いつか報われる日が来るよ!と伝えたいです。
まとめ

HSPママは、その優しさと敏感さゆえに、子育てで自分を責めすぎてしまうことがあります。
『繊細すぎるHSPのための子育てお悩み相談室』は、そんなママの心をやさしく包み、
「大丈夫、あなたはちゃんとやっているよ」とそっと背中を押してくれるおすすめの一冊です。
まずは、あなたの心をホッとさせるために読んで一息ついてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。