「通信教育って結局どれがいいの?」
そう思って調べ始めると、進研ゼミ、スマイルゼミ、Z会などたくさんの候補が出てきて、逆に迷ってしまうことはありませんか。

我が家もまさにそうでした。
口コミやランキングを見れば見るほど、「本当にうちの子に合うのはどれなんだろう」と不安になったのを覚えています。
この記事では、どれが一番優れているかではなく、どんな悩みの家庭に、どの教材が合いやすいかという視点で、3つの教材を整理してみました。
通信教育を選ぶ基準で迷っている方の参考になれば幸いです。
- 通信教育っていろいろありすぎてわからない人
- 通信教育を選ぶ基準が知りたい人
通信教育を選ぶ前に、親が悩みやすいポイント

通信教育を検討するとき、多くの家庭が悩むのは次のような点ではないでしょうか。
- 子どもが続けられるかどうか
- 親のサポートはどれくらい必要か
- 子どもの性格に合っているか
実はこの「判断軸」をはっきりさせないまま教材を選ぶと、「思っていたのと違った…」と感じやすくなります。
だからこそ、比較の前に家庭側の悩みや優先順位を整理することが大切です。

我が家の場合は子どもに「勉強って楽しい!」と感じてもらえることが大切だと考えていました。
進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の特徴をざっくり整理

ここでは、3つの通信教育の特徴を簡単にまとめます。
細かいスペックよりも、どんな家庭に合いやすいかという視点で見ていきます。
進研ゼミの特徴

進研ゼミは、紙教材とタブレット学習を組み合わせたバランス型の通信教育です。
- 基礎から応用まで段階的
- 親向けの情報やサポートが手厚い
- 学習習慣がまだ安定していない子にも取り組みやすい
基礎的な内容だけだと「自分でどんどん進めたいタイプの子」には、少し物足りなく感じることもあるかもしれません。
ただ追加受講費がかからずコースの難易度を変更することは可能です。
オプション教材も充実しているので、様々なことに挑戦する機会があるのはいいですよね。
子どもに楽しく勉強習慣をつけてほしい家庭に向いています。

バランス、コスパともに良く親へのサポートも充実していると感じます。
スマイルゼミの特徴

スマイルゼミは、タブレット学習に特化した通信教育です。
- デジタル学習が好きな子に向いている
- シンプルなデザインで紙教材や付録はいらない
- 自分で計画を立てて自主的に勉強ができる
漢字や計算の反復練習も豊富で自動採点で子どもだけでもどんどん進められます。
ただ、進研ゼミのようなキャラクターや動画の解説などお楽しみ要素は少なめでシンプルなので、楽しく勉強したいお子さんには合わないかもしれません。
子どもに自主的に集中して勉強してほしい家庭に向いています。

タブレットの書き心地が抜群で、ペンに消しゴム機能がついていたり、ストレスフリーで勉強できるのはいいですよね!
Z会の特徴

Z会は、思考力や記述力を重視した教材です。
- 問題の質が高い
- 考える力をしっかり伸ばしたい家庭向け
- 中学受験を意識する家庭にも選ばれやすい
その分、難易度が高めで、親の関わりが必要になるケースも少なくありません。
費用の面でも塾よりは安いですが、通信教育の中では高めです。
難関校の受験を目指していたり、子どもの思考力を伸ばしたい家庭に向いています。
比較してわかった「向いている家庭の違い」

3つを比べて感じたのは、教材の良し悪しよりも、家庭との相性が重要だということです。
- 学習習慣がまだ不安 → 進研ゼミ
- 親の負担をできるだけ減らしたい → スマイルゼミ
- 思考力、記述力を重視したい → Z会
このように、「どの家庭に、どの教材が合いやすいか」で考えると、選びやすくなります。

つい口コミや周りの人が使っているものが良く思えますが、合わない教材を使っても続きませんよね。
また、教材の内容だけでなく「親がどこまで関われるか」「毎日どれくらい時間を取れるか」など家庭側の余裕も選ぶうえで大きなポイントだと感じました。
我が家が進研ゼミを選んだ理由

我が家も、実はかなり迷いました。
他の教材が気になった時期もあります。
それでも最終的に進研ゼミを選んだのは、子どもの性格と親の余裕を考えた結果でした。
- 子どもは問題を間違えると気持ちが折れやすいタイプ
- 親の負担は少なめ、少しサポートするくらい
- 「勉強って楽しい!」と感じてほしい

私自身が幼稚園から中学生まで進研ゼミをやっていて、楽しく学びの多い教材だと実感していたのも大きいです。
我が家の場合は進研ゼミがちょうどバランスの良い教材だと感じたので選びました。
7年継続してリアルに感じたメリット、デメリットについてはこちらの記事でも紹介しています。
通信教育に“正解”はないと感じた話

実際に使ってみて思ったのは、通信教育に絶対の正解はない、ということです。
合わない子もいますし、効果を感じるまでに時間がかかることもあります。
教材そのものよりも、以下のようなことのほうがずっと大切です。
- 子どもの性格
- 親の関わり方
- 無理をしすぎていないか
通信教育よりも塾のほうが合っていることもありますよね。
どちらにしても、子どもが自分から勉強するようになったら親としては嬉しいものです。
子どものやる気を引き出すコツについては、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。
まとめ 比較して大事だと感じたこと
通信教育を比較して感じたのは「ランキングや口コミは参考程度でいい」ということです。
最終的に大切なのは、その家庭にとって無理なく続けられるかどうか。
進研ゼミは、学習習慣づくりに不安がある家庭や、楽しく勉強してほしい家庭におすすめの教材です。

親の負担がそこまで大きくないので、忙しい家庭でも続けやすいですよ。
無料の資料を取り寄せて子どもと一緒に「どの教材ならやってみたいか」を一緒に考えてみてくださいね。



