「HSPはイライラしやすいのでは?」と疑問に思ったことはありませんか。
人よりも敏感に物事を感じ取るHSPは、日常のささいな刺激でも心が揺れやすい傾向があります。
周囲からは「気にしすぎ」「短気だね」と言われ、自己嫌悪に陥る人も少なくありません。
私自身もHSP気質があり、音や光、人の表情などに敏感で、気づけばイライラしてしまうことが多くあります。

特に子育て中は「なんでこんなにイライラしやすいのだろう」と悩んできました。
この記事では、HSPがイライラしやすい理由、筆者の体験談、そして実際に役立った対処法をまとめています。
- HSPでイライラしやすい人
- イライラを少しでも減らしたい人
- 他のHSPのイライラ対処法を知りたい人

ぜひ最後までご覧ください。
HSPがイライラしやすい理由

HSPがイライラしやすい理由は以下の3つです。
- 刺激に敏感で疲れやすい
- 他人の感情を受け取りやすい
- 完璧主義で自分に厳しい
1つずつ見ていきましょう。
1. 刺激に敏感で疲れやすい
HSPは五感がとても鋭く、音や光、においなどの刺激を強く受け取ります。
たとえば、子どもの騒ぎ声やテレビの音量が少し大きいだけで「うるさい!」と感じてしまい、イライラに直結することもあります。
HSPの詳しい性質については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
筆者は家族とショッピングモールに出かけると、情報が多すぎて、人混みだけで疲れるのに、子どもが「あれ買って!これ買って!もう疲れた!」と騒ぎだして一気に疲れ果てます。

人の目も気になるし、帰ってくるとドッと疲れますよね、、、
だけどずっと家にこもっているのも、子どもも自分も息がつまります。
そのため外出したら必ず休む時間をとってなんとか乗り越えていました。
HSPはその繊細さゆえ日常生活がハードモードになりやすいので意識して休む必要があります。
2. 他人の感情を受け取りやすい
HSPは人の表情や声色に敏感で、相手が少し不機嫌そうに見えると「自分のせいかな?」と気にしてしまいます。
共感力が高いうえに自分に自信がないので、ついすべて自分のせいで相手に不快な思いをさせてしまったと感じてしまうのです。
結果として、必要以上に気を使いストレスが溜まり、最終的にイライラに変わります。

筆者も旦那が仕事で疲れて不機嫌そうにしていると、「自分が働いてないから役立たずだと思っているんだろうな。自分が悪いのかな」と勝手に考えてしまいます。
また、子どもの感情もそのまま受け取ってしまって、軽く受け流すことができないので、すぐ疲れます。
人の感情を受け止めすぎていると気づいたら、自分の心と距離を置いてみることが必要ですね。
3. 完璧主義で自分に厳しい
HSPは「こうあるべき」という理想が強い傾向があります。
ちょっとしたミスや計画の乱れも気になり、思うようにいかないと自分に腹を立ててしまうこともあります。

でも子育て中は完璧に家事や育児をこなすことなんて不可能ですよね。
筆者も「仕事をしてないんだから掃除をちゃんとやらなきゃ」「毎日美味しいご飯を作らなきゃ」「子どもに笑顔で接したい」と最初は思っていました。
ですが特にイヤイヤ期になるとそんな余裕は一切なくなり、「掃除機は3日に1回」「ご飯は2日分作って料理は2日に1回にする」「子どもにいつも笑顔は無理」と割り切ったらだいぶ楽になりました。
イヤイヤ期の乗り越え方については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
他人に過度に期待するのをやめて、自分に求める基準をもっと下げれば、無駄にイライラすることも減りますよ。
体験談 HSPは子育てにイライラしやすい?

私が「HSPはイライラしやすい」と強く実感したのは、子育ての場面でした。
あるとき、娘とカードゲームをしていて、私が勝ったのですが、負けず嫌いな娘は不機嫌になり、「もうやだ!」とカードを投げてしまいました。
また、お気に入りのおもちゃのステッキを畳に叩きつけて、少し欠けてしまい、「ママが勝つからいけないんだ」と人のせいにし始めました。

正直、めんどくさ、、、と思ってしまいますよね。笑
もう少し幼ければ手加減して勝たせてあげてもよかったのですが、もう娘も小学生ですし、「自分の思い通りにいくことばかりではない」ということを学ばせたいところ。
「自分が勝てないからといっていじけたら、ゲームにならないよね」
「ゲームだから勝つこともあれば負けることだって誰でもあるんだよ」
「うまくいかないのを人のせいにするのは良くないよ。ママも嫌な思いしたよ」
と娘に伝えましたが、すぐには気持ちを抑えられない様子でした。
何度も伝えても変わらないのでこちらもイライラしてしまい、「じゃあ反省してくれないとママも一緒にゲームやりたくないよ」と別のことをして気を紛らわしました。
でも時間が経っても「続きからやってよ!」「私は悪くない」と反省している様子がなく、こちらのイライラもしばらく収まりませんでした。

もっと余裕のある態度で接したかったですが、なかなか難しいんですよね、、、
他にも時間になったら宿題をするという約束を守れずにダラダラと集中できずにいるときなど、日常的にイライラすることはたくさんあります。
旦那からも「ママ短気だから」と言われると、「自分は勉強の相手してないから他人事なんでしょ」とまたイライラする反面、「やっぱり私って母親失格なのかな」と落ち込むこともありました。
この悪循環の中で、ネットでHSPのことを知って、自分の気質が関係していることがわかりました。
「性格が悪いからじゃない、HSPだから刺激を受けやすくて疲れてしまうんだ」と理解できた瞬間、少しだけ心が軽くなったのを覚えています。
HSPがイライラしたときの対処法

HSPがイライラしたときの対処法を以下の4つご紹介します。
- 環境を整える
- 疲れを早めにキャッチする
- 感情を否定せず受け止める
- 自分なりのリセット方法を持つ
1つずつ見ていきましょう。
1. 環境を整える
以下のような方法で「刺激を減らす」ことが第一歩です。
- 静かな時間を意識的につくる
- 照明を落ち着いた色合いにする
- 耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを使う
筆者も、娘がYouTubeを見ているときは、アニメの声や動画の音声が気になってイライラしてくるので、別の部屋に移動して在宅ワークをしています。
それだけでずいぶん楽になりました。
また、娘が寝た後の約1時間はゆっくりテレビを観てストレスを和らげています。
2. 疲れを早めにキャッチする
HSPは疲れに気づかず「我慢」してしまうことが多いですが、実はイライラの大きな原因は疲れです。
以下のような対処が必要です。
- 眠気や頭痛を感じたらすぐ休む
- 家事を完璧にしようとせず、手抜きを許す
- 子どもが昼寝したら自分も横になる

疲れを溜め込まないことで、感情の爆発が減っていきます。
筆者もずっと娘の相手をしていると疲れるので、正直に「ママちょっと疲れたから休んでいい?」と聞いて横になって休むようにしています。
少しでも休むだけで、だいぶ体が楽になり、気持ちも軽くなって余裕を持って娘と接することができるようになるのです。
3. 感情を否定せず受け止める
「イライラしてはいけない」と思うほど苦しくなります。
「私は今、イライラしてるんだな」と一度認めてあげるだけで、少し落ち着くことがあります。
私は、怒りそうになったら心の中で「これは疲れから来ている」とつぶやくようにしています。
すると「怒り」から一歩引いて見られる感覚になります。

ママはいつも笑顔でいなきゃいけないなんて思わなくていいんですよね!
4. 自分なりのリセット方法を持つ
イライラした気持ちをリセットする方法をいくつか持っておくと気が楽になります。
たとえば以下のようなリセット方法があります。
- 深呼吸を3回する
- 好きなハーブティーを飲む
- 日記やメモに感情を書き出す
- ストレッチや散歩で体を動かす
筆者はカモミールティーを飲みながらテレビをゆっくり観ると、落ち着きます。
HSPにおすすめのハーブティーについては、こちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてください。
また、筆者は中学生の頃から約20年、日記を続けていて、日々の出来事と一緒に嬉しかったことや嫌だったことまで感情を吐き出すようにしています。

もう習慣になっていて、どんなに疲れた日でもやらないと気持ち悪いです。
紙に自分の感情を書き出すのは頭が整理されて、スッキリするのでおすすめです。

どうしようもなくイライラするときは愚痴を書き殴ってグシャグシャ、ポイ!でもいいですよね。
子育て中のイライラを減らす工夫

HSPママにとって、子育ては刺激の連続で大きな試練でもありますよね。
そこで私が意識しているのは以下の3つのポイントです。
- 家事の優先順位を下げる
部屋が少し散らかっていても「生きてればOK」と思うようにする。 - ひとり時間を確保する
5分でもいいから、子どもと距離をとる時間を持つ。 - 夫に正直に伝える
土日の子どものお風呂や遊び相手など、やってほしいことを具体的にお願いする。
「完璧なお母さん」を目指すのをやめたことで、イライラが少しずつ減り、子どもに対しても優しく接する余裕が出てきました。

1人で抱え込まないでくださいね!
まとめ HSPはイライラしやすいけれど工夫で変わる
HSPは、刺激や感情を人一倍受け取りやすい気質のため、どうしてもイライラしやすい傾向があります。
しかし、それは「気づく力が強い」「感受性が豊か」という長所の裏返しでもあります。
大切なのは、自分を責めるのではなく「HSPだから仕方ない」と受け入れた上で、環境を整えたり感情をリセットする工夫をしていくことです。

私もまだイライラすることはありますが、気質を理解し、少しずつ自分に優しくできるようになりました。
もし今「HSPでイライラしやすい」と悩んでいるなら、あなたは決して一人ではありません。
同じ気質を持つ人はたくさんいます。
どうか「敏感さは大切な個性」だと、自分を少しずつ認めてあげてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。