HSPママが子育てで疲れやすい10の瞬間と少し楽になる自分の癒し方

HSP

HSPママは子育てしていると疲れやすいですよね。

「子どものことは大好きなのにずっと一緒にいると疲れる」「一人の時間が持てなくてつらい」と悩んでいるHSPママも多いのではないでしょうか。

「なんでこんなに余裕がないんだろう」「他のママはいつも笑顔で子育てしてるのに」と他人と比較してしまうこともありますよね。

ともみ
ともみ

私もHSPなのでとてもよくわかります。

この記事ではHSPママが子育てで疲れる10の瞬間と私が自分を癒すために実践している方法をお伝えします。

こんな人におすすめ
  • HSPママが子育てで疲れる瞬間のあるあるを知りたい人
  • どうすれば子育ての疲れを癒せるか知りたい人

ぜひ最後までご覧ください。

HSPママが子育てで“疲れやすい”と感じるのはなぜ?

HSPママが子育てで疲れやすいと感じるのはその繊細な気質のためです。

感受性や共感力が高く、些細な刺激でも敏感に受け取ってしまいます。

HSPの詳しい性質については、こちらの記事を参考にしてください。

また、HSPの性質についてもっと詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。

研究にもとづくHSP情報サイト|Japan Sensitivity Research

たとえば、電車の中で自分の子どもが「ギャー」と泣いてしまったとき、HSPでない人にとってはそこまで気にすることではないかもしれません。

ですがHSPさんはまず子どもの泣き声を聞くだけでも大きな刺激になります。

そして、同時に「なんで泣いているんだろう」「みんな迷惑だよね」「誰かにうるさい!と言われてしまうのでは」と様々なことに考えを巡らせて、疲れ果ててしまいます。

ともみ
ともみ

子どもって空気なんか読まずに泣き出したりワガママ言いますよね、、、

でも「自分だけではない」とわかるだけでも気持ちが軽くなることもあるので、HSPママは自分を責めないでくださいね。

HSPママが子育てで疲れやすい10の瞬間

HSPママが子育てで疲れやすい10の瞬間は以下の通りです。

  • 子どものワガママや泣き声に敏感に反応してしまうとき
  • 子どもと一緒に外出したとき
  • 幼稚園、学校の行事で人混みに長時間いるとき
  • ママ友とのやり取りで気をつかいすぎるとき
  • 家事と育児、仕事の両立で気持ちが追いつかないとき
  • 子どもが宿題でわからないところを教えてもやる気がないとき
  • 急な予定変更に心がついていかないとき
  • 子どもの将来を考えすぎて不安になるとき
  • SNSや周囲の育児情報に焦ってしまうとき
  • 自分の時間が全く持てないとき

あくまで私の場合の一例ですが、共感していただけるのではないでしょうか。

1つずつ見ていきましょう。

子どものワガママや泣き声に敏感に反応してしまうとき

子どもの泣き声の破壊力って強いですよね。

私は娘が3歳で幼稚園に入園するまでの間が特に疲れました。

子どもが寝るまでずっと一日中相手をしていると、夕方にはクタクタになります。

1歳のギャン泣き中の娘

1歳になったばかりの頃はまだ会話もできないので、何に怒っているのか、どうしてほしいかもわからず途方に暮れました。

いつも娘は泣くとき、心を落ち着かせるためなのか、片手を指しゃぶりしながら泣くクセがあったのですが、この写真では両手を口に突っ込んでいます。

ともみ
ともみ

よほど気に食わなかったのでしょうね。笑

子どもと一緒に外出したとき

子どもと一緒にスーパーに行くだけでも、走り回ったり、商品をペタペタ触ったり、「これ買って」と駄々こねたり、めちゃくちゃ疲れますよね。

スーパーに行く途中の道路でゴロンする娘

私の娘がイヤイヤ期のときはちょうどコロナの時期だったので、外出できなかったのですが、コロナ関係なくイヤイヤが酷すぎてどこにも出かけられませんでした。

イヤイヤ期についてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。

幼稚園、学校の行事で人混みに長時間いるとき

子どもの成長を感じられる行事ですが、たくさんの子どもと保護者がいるザワザワした空間に長時間いると疲れますよね。

平日の行事だと旦那が仕事で行けず一人で行くこともありますが、独りぼっちだと孤独を感じて、「子どもの友達のママに話しかけてみようかな」とソワソワして疲れます。

ともみ
ともみ

結局話しかけることができず終わります。笑

ママ友とのやり取りで気をつかいすぎるとき

娘が幼稚園のときはママ友はいなかったのですが、小学校に行くようになって子どもの友達つながりでママ友ができました。

性格の悪い方はいないのですが、価値観の違いで戸惑うことはあります。

たとえば、娘が学校のイベントの帰りに友達の家に行くことになり、ママ友が家まで車で送ってくれることになったのですが、後ろの席はシートベルトを締めなくてもいいという考え方のママ友でした。

後ろの席に座っていた私の娘は「シートベルトしなくていいの?」と戸惑っていましたが、ママ友の子どももシートベルトをしていなかったので、結局合わせてシートベルトをしなかったのです。

何事もなかったから良かったものの、万が一事故に遭って子どもが死んでしまってから後悔しては遅いですよね。

結局、帰宅してから「うちでは後ろの席でもシートベルトをしているので、もしまた乗ることがあったらシートベルトさせてください。」とLINEで伝えました。

ともみ
ともみ

子どもの命に関わることだから、ママ友に気を使い過ぎずその場で言うべきだったかな、と思います。

家事と育児、仕事の両立で気持ちが追いつかないとき

職場でも家でもホッとする時間がないのは特にHSPママにはツライですよね。

私は娘が幼稚園のとき、スーパーのパートをしていました。

短時間のパートなので、休憩時間は30分でトイレに行ったりお弁当を食べたりすると、10分弱ケータイをいじったらあっという間に休憩は終わります。

帰宅してからもホッとする間もなく家事、育児が待っています。

子どもが寝た後しか心が軽くなる時間がないのはけっこう疲れますよね。

ともみ
ともみ

フルタイムでワンオペ育児をしている方、すごすぎます。

子どもが宿題でわからないところを教えてもやる気がないとき

子どもに一生懸命にわからないところを教えても、本人のやる気がないと一気にイライラしますよね。

HSPさんとイライラについてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。

私の娘は負けず嫌いなので、宿題をしていて、1問でも間違えるとすぐにやる気を失いがちです。

この間、娘が繰り下がりのある引き算の宿題をしていたとき、やり方を間違えて覚えてしまっていたようで、全問不正解だったことがありました。

決して「こんなこともわからないの」と否定する言葉を言わず、丁寧にわかるように教えていました。

でも娘は「0点だってバカにしてるんでしょ」と不貞腐れて、集中できず、私もイライラしてしまいました。

ともみ
ともみ

心が広い人だったらイライラしないで教えられるのでしょうか、、、

結局、なんとかやり方を覚えて宿題を終えましたが、とても疲れますよね。

急な予定変更に心がついていかないとき

仕方がないことではありますが、急に予定変更になるとHSPさんは心がついていかず、一気に不安になって疲れてしまいますよね。

私もスーパーでパートをしていたときは、朝は元気に幼稚園に行ったのに午後に急に熱が出てお迎えの連絡が来たり、インフルエンザになってしまって急に1週間休まなければいけないこともありました。

ともみ
ともみ

休むと他の人に迷惑をかけるので、毎回心苦しかったです。

子どもの将来を考えすぎて不安になるとき

HSPママは過去だけでなく未来のことを考えすぎて不安になって疲れることがありますよね。

私は娘が将来、良い人間関係を築けるだろうか、悪い人に騙されたり、犯罪に手を染めたりしないだろうか、また事故や病気になってしまったら、と考えてしまうことがあります。

でも起きてもいないことを不安に感じても仕方ないですよね。

ともみ
ともみ

心配事の9割は起きないと言われますよね。そうは言っても考えてしまうのですが、、、

SNSや周囲の育児情報に焦ってしまうとき

SNSやネットの情報は参考になることもありますが、HSPママには比較して焦ったり落ち込んでしまうことが多いです。

私も娘のトイレトレーニングがうまくいかなかったときにSNSで「もうオムツ卒業しました!」という投稿を見ると「なんでうちは進まないんだろう」と落ち込んでいました。

トイレトレーニングについてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。

結局娘は娘のペースでオムツ卒業できたので、人と比較するくらいならSNSは見なくても良かったと今では思います。

自分の時間が全く持てないとき

HSPママにとって自分の時間が持てないと一気に疲れますよね。

特に子どもが幼稚園などに行く前は日中ずっと一緒なので自分の時間は全く持てません。

夜中も夜泣きがあったりすると起きなければいけないので疲れは溜まる一方です。

子どもが大きくなってくると自分の時間も少しずつ増えてきますが、子どもが小さいうちは細切れの時間でも大切にしたいですね。

ともみ
ともみ

私は娘を旦那に見てもらって初めてコンビニに行ったときに「一人でコンビニ行けるなんて最高!」と感じました。

HSPママが疲れやすい毎日を少し楽にする癒し方

HSPママが疲れやすい毎日を少し楽にする癒し方を以下の3つをご紹介します。

  • 目の前の家事より休むことを優先する
  • 自分に優しい言葉をかける習慣をつける
  • 信頼できる人に気持ちを話す

1つずつ見ていきましょう。

目の前の家事より休むことを優先する

HSPママは目の前にやらなければならない家事があると疲れていても動いてしまいがちですが、まずは休むことを優先しましょう。

少しでも休むことでだいぶ気持ちが落ち着きますし、「家族は休んでいるのに自分だけ忙しく動いている」ことにモヤモヤすることが減ります。

たとえば外出先から帰ってきて、本当はヘトヘトなのにすぐに動いて家事をしてしまうことはありませんか。

私も、まずは娘に飲み物を飲ませてバッグの中身を整理して、洗い物や洗濯機を回したりしていたのですが、最近はまず10分くらい休むようにしています。

ともみ
ともみ

子どもはテレビ、旦那は漫画を読んで休んでいるのに自分は家事をしなければ、と思ってしまうんですよね。

ママだって疲れたら休んでいいんです。

自分の心を守るためにも、我慢しないでこまめに休んでくださいね。

自分に優しい言葉をかける習慣をつける

HSPママはつい自分に厳しくなりがちですが、あえて優しい言葉をかける習慣をつけましょう。

自分に優しくなれると自然と子どもや旦那にも優しくなれます。

私は『HSPママの疲れない子育て 1日1分!母も子も安心できるセルフケア』(中野かずこ著kindle版、2023年9月発売、73ページ)に載っていた「ハグ&トーク」を実践しました。

自分をハグしながら自分に労わりの言葉をかける、というセルフケアですが、やってみてなぜか泣きそうになりました。

ともみ
ともみ

自分に優しい言葉なんてかけたことなかったな、と気づきました。

自分の一番の味方は自分ですよね。

たまには自分にも優しい言葉をかけてあげてくださいね。

信頼できる人に気持ちを話す

HSPママはつい言いたいことを我慢してしまいがちなので、信頼できる人に気持ちを話すように心がけましょう。

溜まったモヤモヤを吐き出さないとどこかで爆発してしまいますよね。

私は母親に月に1、2回は電話をして話を聞いてもらっています。

特に子どもが小さいうちは大人と会話することもなく1日が終わることもありますよね。

ともみ
ともみ

子どもはもちろん可愛いけどまだ会話できないし、旦那は仕事で疲れてすぐに寝てしまう。誰とも会話できずに毎日何してるんだろう、と孤独を感じます。

でも母親にモヤモヤした気持ちを話すことで心の中が整理されて、「よくやってるよ」と言ってもらえると「こんな自分でもいいんだ」と自信を取り戻せるようになります。

すぐに誰かに話を聞いてもらえないときは紙に書き出して気持ちを吐き出すだけでも、だいぶ心が落ち着くのでやってみてください。

まとめ 子育てで疲れやすいHSPママへ伝えたいこと

HSPママは子育てで疲れやすいのを「自分が弱いからだ」と責めてしまいがちですが、自分にもう少し優しくなってもいいんです。

疲れたときには自分の心に正直に、休んでもいいんですよ。

HSPという性質は疲れやすい反面、共感する力が高く、子どもの気持ちに寄り添った子育てができるという強みもあります。

ともみ
ともみ

自分にしかできない子育てがあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

HSP
プロフィール
ともみ
ともみ

30代HSP主婦ともみです。
小学生の女の子のママ&webライターに挑戦中!
子どもが寝た後にバラエティ番組を観ながらお酒を飲むのが日々の楽しみです。
甘いもの、パン、カフェ、スピッツが好き('ω')

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